2プレート金型設計事例|サブゲート・冷流道・JIS規格対応

3D金型設計 2026-07-01 | 投稿者: ZZT Injection Mold Design Studio (China) | 0 ビュー

本事例は日本市場で普及する2プレート金型(コールドランナー構造)にサブゲート(潜水ゲート)を組み合わせた射出成形金型設計事例です。Siemens NXによるフル3Dパラメトリック設計に基づき、設計段階で樹脂充填解析・干渉チェック・抜き勾配検証を完了しており、日系規格金型及び輸出案件の参考モデルとして活用いただけます。

主要設計仕様と技術ポイント

  • • 金型構造:2プレート射出成形金型設計(JIS規格対応)
  • • ゲート形式:サブゲート(潜水ゲート)採用、開型時の自動ゲートカット対応
  • • 設計環境:Siemens NX によるフル3D金型設計
  • • 規格・部品:JIS・HASCO・DME各規格に互換性あり、Futaba・Misumi 標準部品ライブラリ対応

2プレート金型構造の設計上の留意点

設計メリット

構造がシンプルで可動部が少ないため、干渉リスクを抑制しやすいのが特長です。サブゲートとの組み合わせにより、ゲートカット工程を省略できるため、自動化生産ラインへの適用可能です。

設計上の考慮事項

サブゲートやバナナゲート以外のゲート形状は、二次トリミング工程や製品外観への影響を検討する必要があります。日系金型設計では、製品の外観グレードと取出ロボット(エアハンド式等)との整合性を事前に確認します。

3D金型設計図面 展示

2プレートコールドランナー射出成形金型設計 総組立図 JIS規格

金型総組立 3D図

コールドランナー金型設計の全体構成を示し、ダイセット選定、ランナー配置、イジェクタレイアウトを明確化しています。

サブゲート金型設計 キャビティ側 日本金型設計

キャビティ側(A板)3D図

サブゲート(潜水ゲート)におけるランナーバランス、ベント配置、および樹脂充填性を詳細に検証しています。

射出成形金型設計 コア側 冷却回路 日本金型標準

コア側(B板)3D図

イジェクタピン配置、冷却水回路(クーリングサーキット)設計により、成形サイクルタイムの短縮を図っています。

設計の特徴

ゲート最適設計

射出成形金型設計においてサブゲートを採用し、開型時の自動ゲートカットを実現。後工程の削減に貢献します。

規格準拠モールドベース設計

JIS・HASCO・DMEに対応した設計により、日本国内および海外の金型工場での加工・組立互換性を確保しています。

フル3D干渉チェック・検証

フル3D設計ワークフローにより、可動干渉、抜き方向、クリアランスを事前検証し、トライ修正リスクを低減します。

設計納品物(デジタルパッケージ)

日系企業の品質基準に準拠したエンジニアリングチームとして、本事例の完全なデジタル設計成果物をご提供いたします。3D金型アセンブリモデル(NX/STP/IGS)、2D加工図面(図面番号・公差・表面粗さ明示)、部品リスト(BOM)、DFMレポート(抜き勾配・肉厚・ゲート位置検討結果)、および組立手順書を含んでおり、協力先様にて金型製作・デザインレビューにそのままご活用いただけます。

長年、日系射出成形金型設計および輸出金型設計に従事しており、図面表記、公差、部品メーカ指定(Misumi/Futaba等)についても、日本企業様のご要件に合わせて柔軟に対応させていただきます。

シェア
リンクをコピーしました!