2プレート金型設計事例|サブゲート・冷流道・JIS規格対応
本事例は日本市場で普及する2プレート金型(コールドランナー構造)にサブゲート(潜水ゲート)を組み合わせた射出成形金型設計事例です。Siemens NXによるフル3Dパラメトリック設計に基づき、設計段階で樹脂充填解析・干渉チェック・抜き勾配検証を完了しており、日系規格金型及び輸出案件の参考モデルとして活用いただけます。
主要設計仕様と技術ポイント
- • 金型構造:2プレート射出成形金型設計(JIS規格対応)
- • ゲート形式:サブゲート(潜水ゲート)採用、開型時の自動ゲートカット対応
- • 設計環境:Siemens NX によるフル3D金型設計
- • 規格・部品:JIS・HASCO・DME各規格に互換性あり、Futaba・Misumi 標準部品ライブラリ対応
2プレート金型構造の設計上の留意点
設計メリット
構造がシンプルで可動部が少ないため、干渉リスクを抑制しやすいのが特長です。サブゲートとの組み合わせにより、ゲートカット工程を省略できるため、自動化生産ラインへの適用可能です。
設計上の考慮事項
サブゲートやバナナゲート以外のゲート形状は、二次トリミング工程や製品外観への影響を検討する必要があります。日系金型設計では、製品の外観グレードと取出ロボット(エアハンド式等)との整合性を事前に確認します。
3D金型設計図面 展示
設計の特徴
ゲート最適設計
射出成形金型設計においてサブゲートを採用し、開型時の自動ゲートカットを実現。後工程の削減に貢献します。
規格準拠モールドベース設計
JIS・HASCO・DMEに対応した設計により、日本国内および海外の金型工場での加工・組立互換性を確保しています。
フル3D干渉チェック・検証
フル3D設計ワークフローにより、可動干渉、抜き方向、クリアランスを事前検証し、トライ修正リスクを低減します。
設計納品物(デジタルパッケージ)
日系企業の品質基準に準拠したエンジニアリングチームとして、本事例の完全なデジタル設計成果物をご提供いたします。3D金型アセンブリモデル(NX/STP/IGS)、2D加工図面(図面番号・公差・表面粗さ明示)、部品リスト(BOM)、DFMレポート(抜き勾配・肉厚・ゲート位置検討結果)、および組立手順書を含んでおり、協力先様にて金型製作・デザインレビューにそのままご活用いただけます。
長年、日系射出成形金型設計および輸出金型設計に従事しており、図面表記、公差、部品メーカ指定(Misumi/Futaba等)についても、日本企業様のご要件に合わせて柔軟に対応させていただきます。